daily irony

ツイッターじゃ長すぎて伝えられないこととか日常で起こったことに対する皮肉を長々と述べていこうと思ってます

ハリボテ謙虚と本当の謙虚さとは

物理教師がクソ

 

以前からしょっちゅう口にしていたことの一つである

昨年度の2月、俺はその教師に怒りをぶつけた

自分のやりたい計画を真っ向否定され、おまけに内職を咎められ腹が立ったのである

 

すぐさま学年で噂になった

伝わった噂は俺が「お前の授業受けてても未来が見えない」的なことを言ったと

ここまで荒々しい言葉は使ってないが言ったニュアンスは事実である

すぐさま教師は優しめに反論した(怒らないタイプの教師である)

そしたら同じクラスの奴が論理攻めを食らわせ、まあ昼休み呼び出しをくらったわけだ

しかしその時の言葉がこんなかんじだった

「さっきの話の詳細を聞かせて欲しい、もう少し具体的に」

そして昼休み、友達が俺らの思ってることを分かりやすく伝えた

教師は言った

「なんとかする」と

俺は思った

この人は謙虚ではあるのだと

 

そして学年も上がり

クラスがバラバラになり、その友達は別の教師に物理を教えてもらっている

友達の物理教師は最高らしい

俺は同じ教師だった

最初は期待していた

しかし、何も変わっていなかった

俺はひどくショックを受け、怒りでいっぱいだった

友達がせっかく言ってくれたことはなんだったんだ、俺のためにあいつが骨折り損したようなものじゃないか

 

 

そして一昨日、今国語を教えてもらってる先生を見てこう思った

アレ?いい先生ほど参考書とか見てるんじゃないか…?

その古典の先生は、読解のコツを教えるときに参考書を見ていた

研究してるんだなぁ…どう噛み砕けばいいか

 

 

と、いうわけで今日その物理教師に説明の参考にしてる参考書を聞きに言った

ここで俺はその教師が教科書と答えたら授業受けるのをやめて(まあ最近はコソコソ内職に変わってたが)堂々内職に変えようかと思った

 

俺「説明の時参考にしてる本はないのですか?」

先生「いや、教科書だけだよ!それを噛み砕いて説明してる」

今思えばよくその場で怒鳴らなかったと思う

俺は思った

何が噛み砕かれているんだ、あんたのノートにはいきなり意味不明な単語が出てくるじゃないか。生徒の反応を見ろよ…

その後強いて言えば…とファイルを見せてくれたが常人にはわからんものだった(出展先も明かさず)

俺は納得したフリをして、その物理教師の元を後にした

正直、裏切られた気分が大きかった

おまけに自分の説明に対してヤケに自信があるようだった

この人の謙虚さは、態度だけのようだ

そして善意で塗り固めて文句が来にくくなるようにしてる

まるでハリボテのような謙虚さだと感じた

このような人間にはなりたくない

 

ところでさっき俺は仮説を立てた

悪い例だけじゃダメだ

ってなわけで良い例であることを信じて化学の先生のところへも質問へ行った

回答はこうだった

「見せてあげるから後でおいで!」

ビンゴだった

ってなわけで俺は放課後化学準備室へと赴いた

 

最近、ちょくちょく質問しに化学準備室へと来ている

なので授業で全く関わらない先生からも顔を覚えられてしまっていた笑

 

まあそれはさておき、5分くらい何がオススメか、化学準備室にいる3人の先生からお話を聞かせてもらった

そしてこう言った

「気になるのあったら貸してあげる!参考書を買うかどうかはそれで決めな!」

まあボチボチ見てた

そしたら驚いたことに物理の参考書まであった

俺は誰のか聞いて見た

そしたら授業で全く関わったことのない先生のものであった

その先生もこう言ってくれた

「借りパクしないなら貸してやるよ、GW中に読みな!」

俺はその善意に甘え、物理の参考書2冊と化学の参考書1冊を借りて来た

ちなみに本を貸してくれた化学の先生、前の学校で物理を教えてたらしい

なので思い切って聞いて見た

俺「教科書だけだとやっぱり難しいんでしょうか?」

先生「いや、いいとは思う。ただ難しいから一冊だけ用意しといたほうがいい、一冊だけな」

 

俺は思った

この先生の方が物理教えるのうまい気がする…と

言い忘れたが3人の化学の先生全員が参考書をしっかりと見ていた

どこが分かりやすいか付箋を貼っていたりなど気合が半端ではなかった(特に今年教えてくれてる先生)

自分じゃなんとかできないところだけではなくもっと分かりやすい説明はないのか、それを求めている先生がそこにはいた

これこそ本当の「謙虚さ」だと俺は思い知らされた

 

さあ皆さん、僕のように「ハリボテ謙虚」に騙されていないかもう一度見直して見て欲しい

 

態度は良くても為にならなければ意味がない

常に自分をブラッシュアップし続けること

彼らが本当の謙虚さだと感じた今日だった

 

また意見は変わるかもしれない、でもこの「ハリボテ謙虚」のエピソードは揺らぐことはないだろう

 

最後に

今回は特に長いエピソードでしたがここまで読んでいただきありがとうございました

 

本日はこの辺で…

J.BOY/浜田省吾 を聞きながら