昨日化学のテストが返ってきた
思ったより悪くショック…
テスト解説が終わり授業が20分余った
いつも通り余った時間は自由時間に
一列目窓際の俺らの元に化学の先生がきて話が始まった
最初どういう話からこうなったかは忘れたけど印象に残ったので紹介したい
その先生は前単位制のピリピリとした学校にいた
時間割の関係で先生の受け持つ生徒が3人になった時間もあったとか…笑
(ちなみにその時の3人の化学のセンター点数は100、100、89。進路先は北大(現役)、東北大(現役)、旭川医大(1浪)という素晴らしいものだった)
ところで進路先が進学主体の学校は生徒が先生を評価するのが当たり前になっている
ウチもそうだ、だがこの話を聞いてマシに思えてきた
ウチの学校はユルユルで休み時間勉強している生徒もごく少数、長期休み土曜講習も午前で終わる
しかしその高校はウチと入試の点数とランクは同じだけど風紀がまるで違う、ピリピリとしたものだったとか
休み時間人気のある先生には行列ができ、人気のない先生は暇になる
人気のない先生はショックを受け、人気のある先生は仕事ができない
それに同じ学年で同じ教科を必ず複数人で持ってた、それによりいい先生と悪い先生が露骨にでて職員室もピリピリ
この化学の先生は教えるのがとてもうまい先生なんだがこういうのが気に入らなかったらしい
ウチの高校のだらけた雰囲気を「学校の個性だし、いいじゃん」と言っていた
自分は初めて教師サイドのこういう意見をきいた
教えかたがうまい先生だったので尚更ショックでもあった
自分は思った
無理に学校の雰囲気を変える必要はないのかも…と
その後教師の待遇についての話にもなった
先生が教師になった頃はバブルで教師にはなりやすかったらしい
しかし給料は安月給
当時証券会社に勤めていた友人の初ボーナスが40万に対して先生は10万だったとか
その瞬間ポルシェとフェラーリを諦めたという
おまけに不況の時は「公務員は貰いすぎだ!」と言われて給料下げられる
特に北海道は10パーセントカット
他の地域では体罰の処分に相当するとか
勿論、部活やその他雑務による残業手当は無し
ところでこんな資料が見つかったが結局書面だけなのであろう
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kuy/H28_4kyuyo_aramashi.pdf
しかしその先生は後に付け加えた
「やりたいことができているからいい」
チャイムがなってしまい具体的な「やりたいこと」は聞けなかったが先生は「とりあえず」幸せなのかと思った
まだ続きがある
その後その化学の先生と仲がいいという噂の現社の先生の話も友達伝いに聞いた
(言っちゃ悪いが二人の授業の雰囲気を見てると仲良しとは思えないほど意外なカップリングである笑、なお授業の評判は化学の先生同様いいが部活動での評判はとても悪い)
前その先生と同じ高校にいて、同じことを感じたらしい
文部省や教育委員会への愚痴も…
俺は思った
その2人の先生、部活指導も熱心だったから大変だったのかも…と
そしてそういう意見になったのかもしれない
自分は教師の闇を少し見た
いや、見させてもらった
貴重な話であった
この雰囲気がいいと思う先生がいるとも思わなかった
化学の先生に感謝を込めて今日はこのブログを終わらせてもらう
Days of promise/SHIHO を聞きながら